「制振材」はドアの余計な振動を抑制するものでした。
では、「吸音材」はドアの内側でどのような働きをするのでしょうか?
これもまた読んで字のごとく、
「音を吸収する材料」ということです。
当然ながら、ドアの内側ではスピーカーの音が鳴っています。
ただ、ドアの内側で鳴っているのはスピーカーの音だけではありません。
車が走っているときは色んな音が回りにあふれています。
特に「ロードノイズ」については、デッドニングの話から
切っても切り離せないくらい重要な部分になります。
この「ロードノイズ」がドアの内側の中で非常に悪さをします。
再生されている音楽に混じりながら、余計な「ノイズ」を
奏でてしまうのです。
ここで「吸音材」の登場になります。
ドアの内側に「吸音材」を備えておくことで、
「吸音材」は、このような「ロードノイズ」を吸収してくれるのです。
この「吸音材」もデッドニングには不可欠な要素になるわけです。
では、最後に「防音材」について知っていきましょう。